素人が勝手に総括 

こんな年の瀬に何やっとるん?

と思われてもしゃーなしではあるが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレミアリーグに年末年始はない。

ならばそのサポーターにも年末年始はないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はサッカーは全くの素人(フットサル始めてから利き足にボールが当たるようになった。20回に1回くらい左でも蹴れる)だが、活字オタクなので、ここでは俺が愛するリバプールの前半戦を勝手に総括したい。

 

まずはキーパーとDF人

 

 

 

 

 

 

 

 

まあでは監督から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユルゲン・クロップ

9.5点/10

 

ドイツが生んだ熱血漢は4年前の就任時にサポーターに1つのお願いと、1つの約束をした。

お願い

「疑う者から信じる者に変わろう」

約束

「4年後にリーグ優勝をしてみせる」

 

そして今年がその4年目。18試合を終えて17勝1分。1試合未消化にもかかわらず2位レスターに13差、昨季は1ポイント差で涙を飲まされたマンチェスターシティに14ポイント差をつけ、悲願のプレミアリーグ優勝へ向けて向かう所敵なしという文字通り「最強」のチームを作り上げた。

 

作戦とか細かいことは分からないが、クロップの凄いところは決してスーパースターを獲得しない。

なんならスーパースターを生み出す監督だ。

「スリリングスリー」と称されるサラー、マネ、フィルミーノは今のチームで唯一無二のスターになり(フィルミーノはクロップが就任する数ヶ月前に加入しているが)、降格チームから引き抜いたロバートソンは今や世界一の左サイドバック、ワイナルダムはチームの心臓、まあ他にも色々。

 

まあ言ってしまえば「マンマネジメント」が異常なくらい上手い。海外では部下の育成に悩む人はクロップを参考にすることも多いとかなんとか。

 

なんで9.5点やねん!だが、俺の好きな選手がアホみたいに干されてるからです。

 

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試合後は1人1人とハグをするロッキー大好きなドイツ人である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GK

アリソンベッカー

8/10

 

長い交渉の末、クラブ史上2番目に大きな移籍金と共に昨年の夏やってきた、悲願のリーグ制覇へ向けた「ラストピース」。GKに課題を抱えていたレッズにとって喉から手が出るほど欲しかった世界3番指に入るであろうGKである。

 

出来ないことがもはやない。シュートストップはもちろん、飛び出しの判断、キーパーなのにそこらへんのフィールドプレーヤーより正確な足元の技術などあるが、何よりも「MUST WINゲーム」にめっぽう強い。

 

ざっくり言うと、負けたら終わり、という試合で点を取られたことがない。しかもまあビッグセーブを連発する。

 

真面目な性格も好感が持てる。レッズ加入前はブラジルとイタリアでの経験しかなく、英語力に難ありかもしれなかったが(本人もリバプール英語、通称“スカウス"は難しいと認めている。確かにすげえ難しい)、先日のバロンドールの式典でスピーチをした際には綺麗な英語でスピーチをしており、ピッチ外での取り組みもしっかりやってるんだなということでとても感銘を受けた。

 

ただ開幕戦で怪我したり、一発レッドあったので減点です。

 

 

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奥さんがめちゃくちゃ美人、こう見えてアリソンはまだ27歳。俺と3つしか変わらんのかい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GK

アドリアン・サン・ミゲール

 

9/10

 

今夏に退団したミニョレの後釜として、フリートランスファーで第2キーパーとして加入したスペイン人。

基本的にカップ戦要員のはずが、開幕戦でアリソンの負傷があり、2ヶ月ほど正ゴールキーパーとして奮闘。足元の技術は当然アリソンに及ばずだが、随所でビッグセーブを見せ、アリソンの穴を見事に埋めてみせた。

 

 

 

SNSではしょっちゅう誰かにコメントしており、ピッチ内外でミニョレの穴を余りある活躍。

 

 

 

 

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グローブも黄色かい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DF

トレント・アレクサンダー・アーノルド

10/10

 

長い!長すぎる!Twitterでは間違いなくフルネームを使えない選手、それがTAAことトレント・アレクサンダー・アーノルド

8歳とかそこらからリバプールの下部組織出身であり、まだ21歳。

 

しかし既に世界最高峰の右サイドバックとして評価はうなぎ上りしている。

 

相手の守備戦術を一瞬にして破壊してしまう正確無比なサイドチェンジ、どんな角度でも精度高く蹴り込めるクロス、フルスプリントからのグラウンダーでの弾丸ミドル、ビッグゲームでは極端に上がる守備力、何より地元出身ならではの並々ならぬリバプール愛。

 

こんな選手がサイドバックにいるのはもはやチートかなんかかと思うが、ルールは守ってるのでお許しを、

 

 

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大事な事は3回言いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

DF

アンドリュー・ロバートソン

10/10

 

2年前の夏に降格したハルシティから800万ポンドでイングランド北西の港湾都市にやってきたスコティッシュは今では押しも押されぬレッズの左サイドバックへと成長した。

 

90分間常にスプリントを繰り返せる無尽蔵のスタミナ、正確なクロス、メッシ相手でもちょっかい出してしまうやんちゃさ、なによりも戦う姿勢。

 

チーム内ではミルナーを尊敬しているらしく、一刻も早くその尊敬の対象はやめて欲しいと願って止まない。

 

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はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

DFジョエル・マティプ

 

10/10

 

昨年のロブレンの怪我でチャンスを掴んで以降、ファンダイクと抜群の安定感を築いたカメルーン人は異論無きレッズのレギュラーへと出世した。

 

ファンダイクと構成する鉄壁のディフェンスは言わずもがな、球出しの質、何か思い立ったかのように突然し始めるドリブル(そしてそれがまあ上手くいく)、大抵の相手には追いつけるスピード、とまああまり評価はされないが現代のCBに求められるものをかなり高水準で備えた選手。

 

 

怪我癖をついに克服したと思いきや案の定長期離脱、しかもいつ戻るか不明というまあ困るやつ。早くしてください。

 

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マティプの契約延長時にファンダイクが公式にリプライで送った画像。なんやねんこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DF デヤン・ロブレン

7/10

 

ファンダイク加入後は急激に自信を高め、W杯で決勝まで行った際には「僕は世界最高のDFの1人」とかなんとか言って未だにネタにされてるネタ枠。

 

まあネタではあるが、このレベルの選手を4番手として使えるのが今のレッズの層の厚さとも言える。

 

対人も強く、なぜか知らんが最近はパスの精度もめちゃくちゃ高く最終ラインからのロングパス1本でアシストを記録など、とてもらしくないプレーを連発中。

 

かと思いきや、いつも通り怪我をしてしまいジョーゴメスにポジションを譲りジョーゴメスが見事な大活躍中。今季中にポジション取り返さなければ退団かね。。。

 

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インスタにはサラーを載っけておけばいいと思ってそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

DF ジョー・ゴメス

7.5/10

 

昨シーズンの開幕から数ヶ月はファンダイクの"ベストパートナー"として文句のない活躍を見せていたものの、案の定怪我をしてしまいその間にアピールに成功したロブレンとマティプにポジションを奪われる。

 

今季もその序列を崩せず、与えられたチャンスでもなかなかアピール出来ていなかったが、マティプとロブレンの離脱から出ざるを得ない事に。

 

しかしここで活躍出来るのが今のレッズなのかもしれない。

 

対人の強さ、空中戦の強さ、FW顔負けのスピード、ファンダイクが横にいることから生まれる安心感なのか知らんが、マティプが宿ったかのような持ち上がりと、精度の高い縦パス。

ファンダイクとゴメスコンビが1番無失点率高い(気がする)し、年齢考えると怪我をしない限り今後数年の最終ラインは固まってるのかもしれない。

 

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ケンカツヨソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DF ヴァルヒル・ファン・ダイク

9/10

先日のバロンドール授賞式ではメッシにわずかに及ばず2位に終わったが、今や文句なしに世界最高のCBとなったオランダ人。

 

ファンダイク加入後のレッズ守備陣の安定感は書く必要すらない。

 

ファンダイクが後ろにいることで相方のCBは前に出ることができ、両サイドバックはウイングばりに上がることが出来、中盤から前も突破される事を恐れず前からボールを狩りに行ける。

 

守備能力だけではない。昨季のチャンピオンズリーグバイエルン戦ではCBなのに「1ゴール、1アシスト、1ゴールの起点」という訳わからんスタッツも残し、得点後には名実況の下田氏が「貴重な追加点は今シーズンリバプールに"違い"をもたらしたオランダ人が取りました」と叫んでいた。

 

 

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得点後なのにファンダイクに恫喝されてしまうサディオ・マネ