継続は力なり

続けることって難しいよな。

 

俺は4月の健康診断で中性脂肪が非常にまずい数値で、5月半ばから走ることを習慣づけてる。

 

元が運動不足だし、走ると疲れる。翌朝も引きずる。やらなくてもいいことだし、楽しくないし正直やりたくない。

 

ただ続けていくと自分で分かるくらいには痩せたし、そうなるとだんだんサボることが怖くなってくる。サボったらまたあのデブに戻るしやんなきゃなと。

 

まあこう思わせたのって継続の力なんかなって思ってる。

 

続けなきゃ痩せなかったし、痩せなかったら元に戻ることに怖さなんて覚えなかった。段々(俺の中で)義務化してきたので週2,3(プラス週2,3でジム)で走ることは続けようと思う。

 

まあ前置きはこの辺にして、今日は俺の好きなサッカーチームについてタイトルに絡めて書くゼ。

 

俺はイングランドリバプールってチームが好きなんだゼ。

 

サッカーは未経験だし、難しいことは分からんが、サポーターの熱、情熱的なチームカラー、選手全員がチームのために汗をかける姿勢に惚れ込んで気付いたらリバプールのない生活は考えられないくらいになったんだZE。

 

そんなリバプールが今年の夏は怖いくらいに補強をしてない。

 

プレミアリーグは世界1の資金力を持った世界1競争力のあるリーグ。イングランドでトップ4に入れるようなチームはヨーロッパの大会でもよっぽどくじ運が悪くなければベスト8に入る力がある。

 

その証拠に昨年の欧州チャンピオンズリーグの決勝はリバプールトッテナムの英国対決だし、1つ格の落ちるヨーロッパリーグの決勝もチェルシーアーセナルだった。

 

まあ少し前まではスペインの時代だったが、潤沢な資金を元に着々と力をつけたイングランド勢が欧州を支配している。

 

金があるので、イングランドの各チームは大なり小なり補強をしている。

 

しかし今夏のリバプールが獲得したのは16歳のイングランド人と17歳のオランダ人のみ。はっきり言って「補強」とは言えないと思う。

 

「補強」というのは現在のチームをより良くしてくれる選手を取ることだ。リバプールが取った選手は明らかに今のチームを強くしてくれる選手ではなく、5年後10年後を見据えた獲得。言ってしまえば「補強」というよりも「先行投資」だ。まあ補強も投資なんだが、ここら辺の俺の言いたいニュアンスは感じ取ってほしい。

 

リバプールの監督クロップは「今のメンバーに満足している。今年は去年みたいに大金を費やして補強はしないよ」と明言している。(昨年は冬と夏合わせて350億以上使った。まあある裏切り者の売却で200億くらい儲けてるから一概に金満補強とも言いにくいとこはあるが)

 

だが報道によるとリバプールの純利益は伸び続けている。更に欧州カップ優勝の賞金も100億以上ある。プレミアリーグは中堅どころでも1夏に100億以上を使うなんてザラなので、リバプールが使えないはずはない。

 

クロップは今のメンバーを留めることの方が大切と言っている。契約延長をするならば大半の選手は給与体系も見直さなきゃいけないし、そういった意味で金はかかるが別にそれで人件費が何十億も上がるというわけではないからそこまで補強に影響が出るとも思えない。

 

つまりクロップは「継続」を選んだ。勝ち点97を獲得し(プレミア史上最高は109)、ヨーロッパでも頂点に立った昨年のチームを継続して強化していく道を選んだ。

 

この継続が力となって今シーズン更に進化したリバプールを見れるかどうかは分からない。

 

正直昨年も十分強かったが、改善の余地はまだまだあるチームだった。現状のメンバーで続けることで更に良くなるとクロップが判断したならば、サポーターとしてその判断を支持したい。

 

変化か継続か、正解なんてものはないが、少なくともクロップ就任後のリバプールは変化し続けて強くなってきた(まあ確かにしばらくは補強ポイントだらけだったし)。それが今季は初めて既存戦力で戦うことを選んだ。続けることがどれだけの実を結ぶのか、1サポーターとして楽しみで仕方がない。

 

まあ監督が変わらない限りベクトルは変わらないから、補強しようとしないとそれは継続なんだけど、あくまで継続の度合い、的なものを意識して書いたちょ。書いといてどうまとめればいいのか分からず、自分の下手くそさを痛感したのでよかった。